PHILOSOPHY

竹中センサーグループの社内報に掲載された、会長・竹中 慎一の文章を紹介します。

善循環の経営

「善循環の経営」は当社の経営理念の一つであり、竹中センサーグループの会社経営の根幹にある考え方を表したものです。

まず「社会に役立つ仕事をする」。(顧客満足 = お客様良し)
その結果、「会社が堅実に発展する」。(会社満足 = 会社良し)
その結果、「社員の生活が向上する」。(社員満足 = 社員良し)

当社の会社経営の考え方は、まず社会に役立つ仕事をするということです。当社を創業した約60年前、能力もない、お金もない、信用もない中、唯一人に認められることは「人の役に立つ」ことであると気が付いたことが始まりです。「まずお客様に役立つ人間に自分がなる」それは何もなくてもその気にさえなればできることです。誠心誠意、役立つ取り組みを行う。そうすれば商売うんぬんという以前に、「便利なやつだ」「役に立つ会社だ」と認めてもらえるはずです。当社はその思いで困難な創業期を乗り越えてきました。

社会に役立つ仕事をすることにより、お客様に認めていただければ、会社の信用も生まれ商売は広がっていきます。そして、会社はおのずと成長・発展していきます。会社が堅実に発展するということは、そういう過程で会社が運営されていくということです。 会社が堅実に発展すれば、社員の生活にも反映されなければなりません。給与や賞与、職場環境などに反映され、家庭生活の安定・向上に繋がらなければなりません。会社が堅実に発展する中で社員の生活も向上し安定して営んでゆける。そのことが明日への活力に繋がり、社会に役立つ仕事に結びついていくはずです。

善循環の経営は、社会に役立つ仕事をする ⇒ 会社が堅実に発展する ⇒ 社員の生活が向上するという三つのことをこの順番で円軌道に乗せ、ぐるぐる回る善循環を築くことです。

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